古代エジプトの思想。
カー=Aさんの存在の本質。
アクト=Aさんの肉体。
バー=Aさんの魂。
Aさんが死ぬとバーはアクトとカーを離れてあの世へ。
アクトが滅びてしまってては、カーだけがこの世に取り残されてしまう。
そのために肉体を保存してミイラにする必要があった。
ミイラがアクトの役割を果たし、Aさんのカーは安住できる。
あの世のバーもこの世にカーとアクトが残ってれば、いつでもこの世に遊びに来れる。
この考え方を物体にもあてはめた。
ワインにもカーが存在し、アクトがくっついている。副葬品が多いのはこの理由。
死後もAさんのカーは、ワインのカーを飲むことができる。
現生よりも死後の生活を大事にしている。
他にもミイラに関するおもしろい話がいろいろあった。